水無月下旬の花色は夏が近づいたためコントラストがいっそう強く感じられます。柔らかな花を撮り時ソフトフィルターがあると良いのですが装着するのが面倒でソフトで加工することが多いです。いい時代になりましたね。
ネジバナ
ネジバナはラン科に属する植物で、地球上のさまざまな地域に広く分布しています。 別名として「ネジリバナ」や「ネジレバナ」、さらには「モジズリ」とも呼ばれ、その特徴的な螺旋状の花の付き方が印象的です。の植物は小さく素朴な見た目でありながら、じっくり観察してみるとその繊細な美しさに驚かされます。 ラン科の植物全般に共通する、花の形や色彩の華麗さを持ちながら、ネジバナは特に独特な魅力を放っています。
今回、ネジバナを近い視点から撮影したことで、その多様な魅力をさらに実感することができたのではないでしょうか。マクロ撮影は花の観察を楽しませてくれますが、さらにじっくり観察すると、螺旋状の花弁が織りなす緻密なデザインに気づくことができます。素晴らしい存在であり、ネジバナもまたその一例として心を惹きつけます。
花言葉 「思慕」
焦点距離 150mm ISO1600 1/100秒 f/25
オカトラノオ
オカトラノオはサクラソウ科に属する植物で、日本、中国、朝鮮半島を原産としています。 別名として「カクトラノオ」や「ミヤマタゴボウ」とも呼ばれ、地域によって区別を込めた名前が使われています。最大の特徴は、星形の小さな花が連なって咲く合弁花で、その姿がトラの尾のように見えることから名前がつけられました。山野草を華やかに彩り、観賞価値が高くされています。
オカトラノオの花はよく見ると、星形の一つがとても精巧で美しいことに考えられます。 伸びた茎にそって花が規則的に正しく並んでいる様子は、自然の幾何学模様のようでもまた、その白い花々が緑の葉とコントラストをなすことで、さらに目立った美しさを感じさせてくれます。 野生でもよく見られる場所、庭や公園に植えられることも多く、見る人の楽しみを増やす植物の一つです。
花言葉 「優しい風情」
焦点距離 11.8mm ISO100 1/50秒 f/3.5 (P340で撮影)
ヒメジョオン
ヒメジョオンはキク科に属する植物で、北アメリカをもとに、その後ヨーロッパやアジアにも移入され、広く普及するようになりました。「テツドウソウ(鉄道草)」や「テ」 「ツドウバナ(鉄道花)」という別名で呼ばれることがあります。 この名前には、鉄道沿線でよく見られた風景と注目された歴史的な背景が感じられます。 見た目は小さく可憐な花ですが、その繁殖力はとても強く、様々な環境で強く生きる姿が印象的です。
また、ヒメジョオンの花は一見素朴ですが、近づいてよく観察すると、繊細な白い状態の花と黄色い筒状の花の組み合わせが美しく調和しています。 風に揺れる様子は、まるで野原や道端に控えめな生命力を表しているようにも見えます。鉄道沿線だけでなく都市部や荒れ地、庭先などでも見られるようになり、野の花として多くの人々に親しまれています。鉄道とともに歩んだ歴史を持つ植物として珍しくも親しい存在でもあります。
「素朴で清楚」
焦点距離 500mm ISO4000 1/500秒 f/9.5
オーニソガラム
オーニソガラムはユリ科に属する植物で、ヨーロッパやアフリカを原産としています。日本では「オオアマナ」という別名でも知られ、その名の通り、大きく美しい花が特徴的です。多様な種が存在し、それぞれが異なる特徴や魅オーニソガラムは球根植物であるため、開花後の管理には注意が必要で、特に球根を健やかに歩くためには花を早めに摘み取ることが推奨されます。姿を写真に撮るには、開花して間もないタイミングが絶好のチャンスでもあります。
この花は純白の花弁を持ち、星形のシンプルで洗練されたデザインが特徴的です。 特に、群生した際の美しさは圧巻で、花畑のように広がる姿は見る人を魅了します。そのはっきりした見た目から、切り花としても人気があり、フラワーアレンジメントや贈り物にもよく利用されています。環境づくりが重要ですが、その手間を惜しまない価値がある植物とだ思います。
「純粋」「才能」「無垢」「潔白」「清らかさ」
焦点距離 600mm ISO800 1/2500秒 f/14
デルフィニウム
デルフィニウムは、キンポウゲ科に属する植物で、主に北半球の山岳地帯に分布しています。 この植物は、和名で「オオヒエンソウ」と呼ばれ、独特な形状と色彩で観賞用として非常に人気が名前の由来はギリシャ語の「デルフィス」にあり、これはつぼみガイイルカの形に似ていることから付けられました。
この花は花の色は幅広く、白ピンクや青、紫など、様々な色合いが楽しめます。これにより、庭園や花壇を華やかに彩ることができます。また、切り花でも長くすることができるため、フラワーアレンジメントにも多用されます。
「清明」「寛大」「あなたは幸福を振りまく」「高貴」「誰もがあなたを慰める」
焦点距離 650mm ISO1600 1/1000秒 f/13
モナルダ
モナルダはシソ科に属する植物で、北アメリカ、カナダ、メキシコを原産としています。 この植物は、和名では「タイマツバナ」や「ヤグルマハッカ」とも呼ばれ、その独特な形状と明るい花色で多く名前の「タイマツバナ」は、花が松明(たいまつ)のように見えることに由来しており、そのユニークな外観が観賞用植物としての人気を支えています。
また、モナルダはハーブとしても知られ、特にハーブティとして利用されることが一般的です。その香り豊かな葉や花はリラックス効果があり、健康志向の人々に愛用されています。 、ピンク、紫、白など多彩で、庭園を華やかに彩るだけでなく、切り花やアレンジメントにも適しています。このように、観賞用としても実用的なハーブとしても、幅広い用途に利用されています。
「安らぎ」「燃える思い」「身をこがす恋」「感受性豊か」
焦点距離 105mm ISO1600 1/800秒 f/9.0
ナデシコ
ナデシコは、ナデシコ科に書く美しい花で、中国独自と日本固有のものがあります。和名では「カワラナデシコ」と呼ばれ、古いから日本文化に優しく大切にされてきた植物です。万葉集にも登場するから、古代の人々にもその魅力が愛されていたことが分かります。また、ナデシコは北半球の温度幅を中心に約300種が分布し、様々な環境に適応しているのが特徴です。
この植物の花は繊細で美しく、日本では古来から「大和撫子」という言葉が女性の美しさや品格を象徴する表現として使われるほど高い評価を受けています。庭園や花壇を華やかに彩るだけでなく、切り花としても人気があります。 また、その丈夫さと育てやすさから、ガーデニング初心者にもおすすめの植物です。 このように、ナデシコは美しい花だけでなく、その歴史や文化的な背景からも人々に愛され続けています。
「純愛」「貞節」「無邪気」「可憐」「大胆」
焦点距離 105mm ISO1600 1/2500秒 f/9.0
スカシユリ
スカシユリはユリ科に属する植物で、園芸品種としても広く知られています。その名前は、花びらの間に隙間があるように見えるから「透かしユリ」と呼ばれるようになったと言われています。また、別名として「イワトユリ」「ヤマスカシユリ」「ハマ」ユリ」 などがあり、それぞれの生地や特徴によって考えられたものです。 このユリは他の多くのユリと違う、花が少ない上向きに咲くため、非常に個性的な姿を持っています。紀伊半島以北に分布しており、自然の中でもその存在感を際立たせています。
それと、スカシユリはその淡い色合いと丈夫さで、園芸愛好家にも人気があります。 花の色はオレンジや黄色、ピンクなどあり、明るい色彩が庭園や花壇に華やかさを添えます。このように、スカシユリはその独特な咲き方と色彩の美しさから、人々に愛され続けている魅力的な花です。
「飾らぬ美」「注目を浴びる」「神秘的な美」
焦点距離 105mm ISO1600 1/500秒 f/16.0
ヘビイチゴ
ヘビイチゴはバラ科に属する植物で、アジア南東部原産です。その名の通り、かつては「ヘビがいる場所に生えている」と信じられたり、見た目がイチゴにあるため、この名前が付けられました。また、別名として「ドクイチゴ」とも呼ばれていますが、実際には毒はありません。この植物の大きめの果実は観賞用としても興味深いです。
また、ヘビイチゴは地面を這うように広がって、黄色い小さな花を咲かせることで知られています。この植物は丈夫で繁殖力が強いため、土壌の保持や雑草の抑制など、環境保全の役割も担っています。このように、ヘビイチゴは昔からその見た目や伝承の影響で興味を引かれてきた植物ですが、実際には自然界においても多面的な魅力を持つ存在です。
「可憐」「幸福」「恋愛成就」「幸福な家庭」「悪魔の魅力」
焦点距離 105mm ISO400 1/250秒 f/4.5
ヤマヤグルマギク
ヤマヤグルマギクはキク科に属し、ヨーロッパ中部、特にアルプスやピレネー山脈生えている植物です。この美しい花は、別名「ケンタウレア・モンタナ」とも呼ばれ、山岳地帯に自生する植物として知られています。その花は個性的で、近くにで見ると繊細なレース編みのような模様が広がり、自然の芸術作品を思わせるほどの美しさを持っていて自然の風景を彩る魅力的な存在です。
また、ヤマヤグルマギクは耐寒性があり、比較的育てやすいため、庭園植物としても人気があります。その美しい花形は、庭や花壇のアクセントとして目を引き、切り花としても楽しむことができます。アルプスの自然を連想させるその姿は、多くの園芸愛好家にとって特別な魅力を持っています。このように、ヤヤマグルマギクは観賞用植物としての価値だけでなく、その繊細で美しいデザインが人々に感動を与えます。
「繊細」「優雅」「優美」
焦点距離 105mm ISO400 1/200秒 f/6.3
ユーフォルビア・ポリクロマ
ユーフォルビア・ポリクロマは、トウダイグサ科に属する植物で、ヨーロッパ中部からウクライナ、トルコにかけて分布しています。別名を「クッション・スパージ」と呼ばれ、その名の通り、低く広がるクッションのような形状が特徴です。この植物は小さな花を咲かせますが、花は控えめで目立たない印象ですが庭を明るく彩ります。
また、ユーフォルビア・ポリクロマは手間がかからず育てやすい植物で、乾燥や寒さにも強いため、ガーデニングに人気です。菜葉色とコンパクトな形状は庭全体を綾どります。 さらに、花が控えめであることから他の植物と調和しやすく、背景としても映える万能な植物です。それでいて独特の存在感を発揮します。
「ひかえめ」「協力を得る」「明るく照らして」
焦点距離 105mm ISO1400 1/125秒 f/16
今回もありがとうございました。また次回お会いしましょう。