レンズレスカメラ 花はオンファロデス

Carl Zeiss MILVUS 2/100M ZF.2 etc.

レンズレスカメラ

 レンズレスカメラ 花はオンファロデスです。ムラサキ科でヨーロッパ、北アフリカ、アジア原産 和名 ヤマルリソウ 別名 ネイブルワート オンファロデスの別名はへそに似るという意味だそうですね。同じムラサキ科のワスレナグサに似ていますね。花色は白、紫、青、褐色です。

 今回は花写真から少し離れて新しい撮像方法のレンズレスカメラという写し方があると知ったときの感想をちょっとだけ(知識がないからかえっていいかな?)書きますね。

 レンズレスカメラ(参考:こちらこちら)と言う言葉が世に出て久しいそうです。私は知りませんでした。レンズカメラの画像を見た最初の印象は一言、何これボンヤリした画像。

 その昔ピンホールカメラが世に出て誰もが想像もしなかった、目に見た画像を写し取るという夢が現実になった時代がありました。

 ピンホールカメラは画家にとって都合・不都合が表裏するアイテムでもあったようです。一般の人たちはピンホールカメラとはなんぞ? と思ったことでしょう。今回レンズレスカメラを知った私の驚きと似ているかも知れませんね。

 ピンホールカメラやレンズレスカメラで何となく頭に浮かんだのは日光写真です。日光写真は紙に黒で書いた絵を、乾板または湿板に密着して太陽に照らして絵を転写するのでアナログ的なコピーですね。自分達が目にした絵だから疑いなく真実がそこに写っている訳です。

 レンズレスカメラはどうやって誰もが知っている真実像を、真実の像だと見せるのだろう? 日光写真やピンホールカメラと超ハイテクのレンズレスカメラを比べるのはどうかなと思いますが、しつこいようですが日光写真はコピーする前の絵(像)と後の絵とを比較できるから何の疑いもありません。

 一方、見たことの無い絵をレンズレスカメラで撮って再現した場合、これホントの像? 真実? と疑わせない、「信用と信頼」「技術と品質」をどうやるのでしょう。担当者達は「それをいま懸命にやっているんだよ」と言うでしょうね。

 日光写真はアナログ的な技術です。レンズレスカメラはデジタル的な技術で「信用と信頼」の裏付けがなければだめです。おそらくレンズレスカメラとイメージセンサーの間に入る解析装置と技術がポイントになるのでしょうね。ちなみにテレビは間接的な画像ですね。

 2022年現在レンズレスカメラは開発途上期でこの普及実現に向けて国・大学・企業・個人の競争は凄いでしょう。近い将来レンズレスカメラは実現するでしょうが生きている内に使ってみたいものです。

 オンファロデスの花言葉 「私は考える」

 Carl Zeiss MILVUS 2/100M ZF.2 1/800秒 f2.2 ISO 64

 ISO 64で撮るときは普段三脚使用ですが、今回のオンファロデス撮影はピーカン(晴天)だったので絞りはほぼ開放でした。なので三脚を使わず手撮りでした。手前の赤い花の面積に拘ったわりには又々中途半端になったかな。あと、縦・横比率は1対0.94のトリミングです。0.94は経験値で1対1だと何となく冷たく見える私的理由、だと思ってください。

オンファロデス
オンファロデス

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