
お正月を迎えここ世田谷は穏やかな日が続いて春の先取りです。良い天気ならいいのですがみぞれ雪になったら都会は大変です。わたしは青森県で生まれ育ったので大騒ぎするほどでもないのに。と思ってしまいます。もっとも花たちは大変かも知れませんね。今回は穏やかな春の先取りの天気の中で育った花や葉っぱをご覧ください。
紅梅のつぼみ

バラ科の紅梅、その小さな花弁はまるで宝石箱の中で輝きを待つルビーのよう。初春開花の本番はもうすぐです。


「優美」「あでやかさ」「艶やか」「高潔」
ハコベの新芽

ハコベはナデシコ科、その新芽は地球のどこにでも現れる緑の舞台俳優。今年最初の登場は控えめながら印象的ですね。


「ランデブー」
八重ヤバイ

バラ科の八重ヤバイ、その花弁はまるで重ねたような八重の絹のレイヤーで春を先取りで優雅に飾ります。


「優美」
ルピナス

200種以上のルピナスはマメ科、地球をキャンバスに変える魔法使いのようです。春の先取り、花色のバリエーションでその魅力を伝えます。


「想像力」「いつも幸せ」「貪欲」「あなたは私の安らぎ」
キンカチャ

キンカチャはツバキ科の黄金の宝石。中国広西省で育まれたその輝きは、1980年に日本へ渡り、自然の奇跡を伝えています。


「円満」
ベニバナシャリンバイ

バラ科の花木であるベニバナシャリンバイは、咲く時を待ちながら庭に静かな物語を紡ぎ続けています。


「そよ風の心地よさ」「愛の告白」「純真」
ジギタリス

命を揺さぶる舞台に立つ俳優のように、ジギタリスは猛毒と救命の二面性を持つオオバコ科の不思議な植物です。


「不誠実」「熱愛」

今回はいかがだったでしょうか。毒にも薬にもなるジギタリス、外見は派手だけど、花の内側を除くとゾクッとしますね。また次回お会いしましょう。

ニャー