地味な秋 今回は花色が地味な秋の花を掲載します。次回は少し彩る秋の花を掲載する予定です。6枚の写真の中で私がビックリしたのはフユノハナワラジです。何かの卵がびっしり産み付けられているのかと思いました。次がキバナホトトギス、その花姿は「自然芸術とはこういうことね」と感じます。整った6花弁にシベが立体的に浮き彫りになっていました。少し残念なのはキチョウが止まっていたダリアの品種名が分からなかったことです。キチョウが主役ということでお許しください。
ダリアとキチョウ
ダリア キク科 メキシコ原産の園芸品種 和名 テンジクボタン 品種名は不明です。モンキチョウかと思ったら一回り小さいキチョウでした。成虫で越冬するキチョウなので、冬でも暖かい日には見かけることがあります。
裏切り 不安定 優雅 移り気(赤) 華麗(黄色)
キバナホトトギス
ユリ科 日本原産 キバナホトトギスは宮崎県に分布する黄色い花を咲かせるホトトギスです。他県では全く見つかっていないので絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
野性的な美しさ
フユノハナワラビ
ハナヤスリ科 日本、朝鮮、中国、台湾、インド、ネパール、ベトナムなどに分布 始めて見た時は「何かの卵?」と思いました。日本では13種ほどが知られています。晩秋から冬にかけて直立した胞子葉を伸ばし、胞子葉の様子が花の穂を連想させるのでハナワラビと呼ばれます。
ちなみにハナワラビは天ぷらや辛子マヨネーズ和え等にして食べられるそうです。
再生 再出発
アゲラタム
アゲラタムは、中央アメリカ、メキシコを中心に約60種が分布するキク科でカッコウアザミ属(アゲラタム属)の一年草、または多年草です。
日当たりと水はけのよいところであれば、土質もあまり選ばず、やせ地でも育てられます。花は次々と開花し、花色は、白、ピンク、ブルー、薄紫です。
信頼 幸せを得る 安楽 永久の美 あなたの返答を待ちます
セイダカアワダチソウとキンケハラナガツチバチ
キク科 北アメリカ原産 セイタカアキノキリンソウ 戦後養蜂業者が導入したとも言われていますが定かではありません。風で花粉をばらまくブタクサと間違われて花粉症の原因と誤解されています。
日本では侵略的外来種ワースト100に選ばれている歓迎されていない植物ですがカナダでは冬期に蜜が採れる貴重な植物です。
元気 生命力
クジャクソウ
キク科 北アメリカ原産 わが国には昭和30年代に導入されました。クジャクソウの種類は少なく4種類ほどしかありません。花壇や切り花によく用いられ、花色は紫、ピンク、白です。
いつも愉快 ひとめぼれ 可憐
レンズは全てAF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
次回はもう少し色彩のある花をご期待ください。今回も最後まで見て頂いてありがとうございました。
次回の「彩る秋」を見にきてね
またねー