シモツケソウ バラ科 日本固有種で日本、中国、朝鮮に分布 別名 クサシモツケ 低木樹で庭木などに人気の花ですね。散房花序で雄しべが長いのが特徴です。前回書きましたがキョウカノコとは近縁種だそうです。下野国で発見され関東から九州に分布した。とあります。流通の発達と共にシモツケソウの育つ環境が近い環境(国)に分布していったことは予想できます。原産地や分布のことはこの花に限らず緩く考えた方がよさそうです。
シモツケソウ(下野草)は手が掛からず、いわば放って置けば適当な大きさの木(花)で、日本人の好きな桃色でもあり全国に広がって行ったのではないでしょうか。
シモツケソウは絶滅危惧が心配される花だと知っている方多いのではないでしょうか。ニホンジカによる食害ですね。絶滅危惧種指定は京都、奈良県、絶滅危惧IA類指定は福岡県、宮崎県などそのほかに5件あります。
この写真を撮ったのは昨日の朝8時50分頃、すでに「今日は天気予報通り暑くなるだろうな」と感じる暑さ。水筒持参で出かけたのが正解でした。梅雨入り前のピーカン(晴天)はまだ良い方で7月~9月の撮影は辛いですね。花写真は一つの花を撮るのに10枚から20枚は撮り、ほぼ同じ方向から陽を浴びます。さらに身体を前後上下するから「良い運動」の領域を越えます。昨日は暑くなる走りなのにもう額から汗が落ちてカメラが濡れました。スマホ組の方達は流れるように撮り進んでいくのに私はその場であーだ・こーだとやっています。
花言葉 「純情」「穏やか」
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED 1/125秒 f16.0 ISO280